キョーリン「マリンプロス レッド」を海水魚に与える

「マリンプロス」は、海水水槽の餌としては大きな「メガバイト」ブランドでお馴染みのキョーリンが製造・販売している餌です(製造は子会社のキョーリンフード)。この餌はメガバイトとは異なり、ペラペラのフレークフードとなります。そのためメガバイトとはまた特徴が若干異なっている餌といえます。今回はこのマリンプロス レッドを飼育している海水魚に実際に与えてみました。

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マリンプロス レッドの特徴

マリンプロスはこのサイトでも紹介した「メガバイト」シリーズとは異なり、フレーク状の餌となっています。フレーク状の餌はほかの餌と比べてよく浮かんでいるので、魚が見つけやすいのが特徴です。また、軽くて粒状の餌よりも安いというのもメリットといえます(メガバイトレッドS、Mでは希望価格1,524円なのに対しマリンプロスレッドでは1,250円、いずれも税抜)。

しかし、その一方でペラペラで軽量な分、質量も小さいというのはデメリットといえます。つまりこれだけでは腹を満たしにくい可能性があるということです。また浮いているのでハゼの仲間などはこの餌を食べにくいところがあります。さらにオーバーフローのパイプにつまってしまうことがあるのでオーバーフロー水槽では注意が必要です。なお、マリンプロスのようなフレークフードと、メガバイトのような粒餌の比較は以下でまとめていますので、ごらんください。

マリンプロスの種類

マリンプロスにも「メガバイト」同様2種類があります。「マリンプロスレッド」と「マリンプロスグリーン」です。マリンプロスレッドは「メガバイト レッド」同様雑食性の海水魚(クマノミ、スズメダイ、ベラ、ハナダイ、バスレットなど)に最適で、マリンプロスグリーンのほうは「メガバイト グリーン」のようにニザダイ、アイゴ、ヤッコなど藻類を好んで食う魚に最適といえます。しかしカエルウオの仲間は表層にうくフレークフードを食べにくそうです。そのためカエルウオの仲間は粒状の「メガバイト グリーン」や、「海藻70」のほうが適しています。カエルウオの仲間は海では付着藻類を主に食い、浮かんでいる餌はあまり食べないのです。

大きさ

マリンプロスのサイズ

フレークフードという製品の都合上、粒餌と異なり、どのくらいの大きさかどうかはいいにくいところがあります。写真を参考にしてください。ただし輸送中や、使用中にだんだん擦れて小さくなっていきます。粒餌もやがて容器の下方に粉のようにたまっていきますが、フレークはより小さくなっていきやすいです。

マリンプロス レッドの主な成分

フィッシュミール、オキアミミール、でんぷん類、イカミール、シルクワームミール、海苔、魚油、ビール酵母、小麦粉、乳化剤など

実際に与えてみました

▲マリンプロスを食べるカクレクマノミ

我が家の魚は(飼い主に似て?)餌への反応が非常に早く、すぐに食いつき始めました。スズメダイやクマノミ、ベラといった魚はちぎるように食べ、テンジクダイ類は大きめの口で丸のみという感じ餌に群がります。いずれも表層に突進してこの餌を捕食していました。ただし小型のカエルウオは餌にはよく反応し、食いつこうとするのですが浮いている餌は粒状のものと勝手が違うのか食べにくそうでした。やはりカエルウオ類の餌としては上記の通り、海藻70やメガバイト グリーンなどが適しているでしょう。カエルウオの仲間はノリ系の餌や海藻そのままのフードは食べません。

循環ポンプは停止させたほうがよさそう

▲水槽が波打つとフレークは沈みやすい

今回実際に給餌して思ったことは、「循環ポンプを停止させたほうがよいかもしれない」ということです。これは水槽の海水が波打ってしまうようだとフレークが沈みやすいので、フレークのメリットが生かしにくいです。強力な水流ポンプを使っている場合も同様です。

ただし循環ポンプを停止させるかどうかは、そのポンプが生み出す水流の強さによります。我が家のオーバーフロー水槽は二つあり、魚水槽は水中ポンプ(カミハタのリオ)、サンゴ水槽はマグネットポンプ(レイシー製)を使用しています。サンゴ水槽では常に波がありますので、そのような状況ではフレークが沈んでしまいやすいです(底方のハゼなどにもいきわたりやすいというメリットはあり。ただしそれをするなら粒状の餌を与えたほうがよい)。一方リオのは穏やかな凪で、波も立ちません。このような水槽では長いことフレークが浮いておりゆっくり沈むので、魚に見つけやすいといえます。そしてフレークフードが配管に引っかかってしまうということもある程度防ぐことができるでしょう。ただし、循環ポンプを停止したまま放置していたら温度が下がって魚が死んでしまった、なんてことがないように十分ご注意ください。

マリンプロスまとめ

  • 「メガバイト」でおなじみのキョーリンが作るフレークフード
  • フレークフードは軽く水に浮くため魚が見つけやすくかつ安価
  • その一方で質量が小さく魚の腹を満たさないというデメリットも
  • 「レッド」と「グリーン」の2種類あり。飼育している魚に合わせて選ぼう
  • 大きさは粒餌よりも変わりやすい
  • スズメダイやクマノミなどはちぎるように餌を食う
  • テンジクダイなどは浮いている餌を丸のみにする
  • カエルウオの仲間も反応はよいが食べにくい
  • 循環ポンプはいったん止めてから与えたほうがよいかもしれない
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外部リンク

キョーリンによるマリンプロス レッド紹介ページ

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