BCUKアクアティクス カラヌスペレットを与えてみた | 海水魚ラボ

BCUKアクアティクス カラヌスペレットを与えてみた

配合飼料を食べるスズメダイ、クマノミ、キンチャクダイ(ヤッコ)などの魚には配合飼料を与えるのが一般的です。しかし、それらの仲間でも水槽に入れて間もない魚、とくにヤッコの仲間はイサザアミやコペポーダなどの「冷凍餌」を最初に与えるのが一般的です。しかしながら冷凍餌だと冷凍庫のスペースをとるし、やりすぎは水を汚してしまうなど、デメリットもあります。

そんな時に役立つのがカラヌスペレットという製品です。これは簡単にいえばコペポーダをペレット状にした製品といえます。

製品の概要

イギリスのBCUKアクアティクス社の商品です。日本ではLSS研究所が総輸入ディーラーとなっています。名前の「カラヌス」というのは動物プランクトンの仲間であるカイアシ類(コペポーダ)の属の名からとっているようです。そして、コペポーダを原材料としたペレットフードということです。

この製品がほかのメーカーのペレットフードと異なるユニークなところは、かなり柔らかいソフトタイプのフードであるということ。手でも簡単につぶすことができます。メガバイトなどの配合飼料よりもずっと柔らかく潰しやすいです。

栄養面としては、これはそのままコペポーダをペレットにしたというものではなく、メーカーサイト(LSS研究所)によればビタミンを添加しているとのこと。餌付きにくい魚にも効果的と謳っています。

実際に魚にあげる

▲猛烈な臭いが特徴

ふたをあけ、中のビニール袋を開けると強力な甲殻類系のニオイがします。確かに、メーカーさんが謳うように、これほど強いニオイなら、餌付きにくい海水魚でも爆食いしそうな気がします。

▲指で簡単につぶせる

粒は大きめで、このままではハナハゼの仲間などは食べられませんが、この餌の特徴はかなりソフトなこと。手でこねながら与えるとよいです。昔、柔らかいキャラメルのようなお菓子、あるいは粘土細工で色々な形のモノを作ったように、こねて長くのばしたりしながら魚の口に入るようにして与えます。

もう一つの重要なポイントは、沈むスピードも早めで、長い事浮いているわけでなく、底生のハゼの仲間などもよく食べることができます。もしかしたら、サンゴに与えても効果的かもしれません。

▲カクレクマノミやキンセンイシモチ等の魚が餌に群がる

餌付きの方ですが、爆食いでした。もっともこれは、強烈なニオイのおかげか、それとも大食いぞろいの我が家の魚だからかはわかりませんが、この餌を入れると、魚はあっという間に群がって食べてしまいます。

姉妹製品

BCUKアクアティクス社の製品は他にもさまざまな製品があります。日本においてはフレークやペレット、イサザアミフレーク、淡水魚用のアカムシペレットなどが販売されていますが、本国においてはザルガイやイガイ、イカ、魚などさまざまな種類の冷凍餌も取り扱っているようです。ヨーロッパやアメリカでは、このような冷凍配合餌も色々見られるのですが、日本では一部の店舗をのぞきあまり見ることはできません。寧ろ海水魚店それぞれのオリジナル製品が多く見られるような気がします。

コペポーダを原料としたカラヌスシリーズの商品では、日本ではこのほかにコペポーダをそのままフリーズドライしたような製品、パウダー状にした製品、フレーク状にした製品が販売されています。

メーカーサイト

BCUKアクアティクス社 (英語)

日本総輸入代理店 LSS研究所のBCUK製品紹介

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