【海水魚・サンゴ用】おすすめ水流ポンプランキング

水流ポンプは海水魚やサンゴをうまく飼育するためには必要となる器具です。

海水魚水槽には不要と思われがちですが、水のよどみをなくすという意味では、どちらでも重要な役割を果たすといえます。水流ポンプは各メーカーが色々な商品を出しているのですが、初心者アクアリストが最初から高価な水流ポンプを購入するのは現実的ではありません。

今回は、初心者にも使いやすい、初心者にもおすすめの水流ポンプをランキング形式でご紹介します。

水流ポンプとは

水流ポンプは、その名の通り水槽に水の流れをつくるポンプです。よどみがちな水槽に水流をつくることにより、魚がイキイキしますし、デトリタスがたまる(病気の温床になりうるものが蓄積される)こともある程度防げます。サンゴにとっても重要なものであり、とくにサンゴの上にゴミやデトリタスが付着すると、自力で動けないサンゴにはストレスになったり、上手く呼吸ができず死んでしまうこともあります。さらにミドリイシなどデリケートなサンゴは水のよどみを嫌います。そのためサンゴ水槽の水流はとても重要なものです。

水流ポンプのおすすめ条件

▲グラムオルカの水中ポンプ。高性能だがお値段も…

水流ポンプを海水魚飼育初心者におすすめするのには、いくつかの条件があります。

まずサンゴや魚を状態よく飼育できるような水質をつくることができる、ということです。よく「魚やサンゴより器具にお金をかけろ」といわれ、それは正しいのですが、せっかくお金をかけて水流ポンプを導入しても細く強い流れがずっとサンゴに当たるようではサンゴにはよくありません。

次に価格も安価であること。水中ポンプには安価なものから高価なものまでいろいろあり、予算が許せば「ボーテック」や「マックススペクト ジャイル」、ジャイルの廉価版(でも高価・・・)の「グラムオルカ」など、高価で高機能の水流ポンプを使いたいところですが、予算の都合上、それが出来ないアクアリストも多いのです。安価でありかつ、サンゴや魚をうまく飼育できるような流れをうみだせるポンプが初心者におすすめの水流ポンプとなります。

このほか、ECモールで購入できることも重要な条件といえますが、アマゾンでは有名メーカーに似せたポンプを販売しており、これらのポンプは故障しやすかったり、生物に有害な物質が使用されていることもあるので購入を避けるべきです。「チャーム」など観賞魚店の運営するネットショッピングサイトで購入するのが望ましいでしょう(後述)

静岡・新潟・長野では購入注意

▲商用周波数(Hz)に気を付けて購入する

水中ポンプは、一般的な電気製品と異なり50Hz用のものと60Hz用のものに分かれているもの(ヘルツフリーでないもの)が多いです。基本的に東日本が50Hz、西日本では60Hzと別れていますが、静岡県、新潟県および長野県においては、県内でも50Hzの地域と60Hzの地域に分かれているので注意が必要です。かならずお住まいの地区の商用周波数を確認しておかなければなりません。

転勤が多いという方はゾックス(ZOOX:エムエムシー企画)の「ファンタスティックウェーブ」を購入するという手もあります。この商品はほかのポンプと異なるDCポンプで専用のコントローラーも付属しており、50Hzでも60Hzでも使用することができます。お値段はZX4000で18,400円(+税)とほかのポンプと比べるとかなり高価になってしまいますがかなりハイパワーとなっています。ただDCポンプということで長期使用時の耐久性などはコラリアなどのACポンプが優れているかもしれません。

アマゾンで販売される安価なメーカー品は購入しないほうがよい

アマゾンなどECモールで販売されている、有名メーカーに似せたポンプ、聞いたことがないブランドのポンプは安くても購入をしない方がよいでしょう。そのポンプに寄せられた口コミを見てみると「すぐ壊れた」「カラカラという異音がする」など、悪い口コミが寄せられています。異音がしてうるさいだけならまだしも「機械油のしみだし」など、観賞魚飼育用の器具ではありえないようなトラブルも散見されます。

安価で安心して使用できる水中ポンプメーカーは、「リオ(カミハタ)」「エーハイム(カミハタ)」「ネワ(ナプコ)」「ハイドール(エムエムシー企画)」といったところです。

おすすめの水流専用ポンプ ランキング3

1位:ハイドール コラリア ナノ

▲コラリア ナノの使用例

イタリア ハイドール製の水中ポンプです。このポンプの特徴は、イタリア製らしい洗練されたスタイリッシュなデザインと、本体の長さがわずか6cmしかないコンパクトな本体です。最も安価な「コラリア ナノ900」は初心者が多く使う60cm水槽には最適サイズの水中ポンプといえるでしょう。

さらにこのポンプは水槽の壁(ガラス)面に吸盤だけでなく、マグネットを使って固定することができるので、ポンプが落下して砂が舞いサンゴがダメになってしまう…なんていう事故がおこる可能性を軽減してくれるでしょう。

また別売の「スマートウェーブ」を使用すれば複数のポンプを接続しポンプのオン・オフをコントロールでき、サンゴに適した「自然な水流」をつくることができるので60cmほどの水槽で魚やサンゴを飼育するのにおすすめの水流ポンプといえます。

大型水槽で使用するならばコラリアナノの上位モデルだけでなく、同じコラリアシリーズの上位機種である「コラリアエボリューション」や、コラリアシリーズと同様にエムエムシー企画レッドシー事業部が日本で展開するロスモント「ムーバー」、ゾックスのDCポンプ「ファンタスティックウェーブ」なども選択肢になります。とくにファンタスティックウェーブは先述のとおり、やや高価ではありますがヘルツフリーで全国どこでも使用することができます。

2位:ネワ ウェーブ2(ナプコ)

▲ネワウェーブ2

これもイタリア製でネワ社のポンプです。「ネワウェーブ2」にはサイズや流量などが異なる3タイプがありますが、60cm水槽であれば「NWA1900adj」で十分でしょう。

同じくナプコから販売されている「ネワ マキシジェット」は水流をつくることもできますが、殺菌灯やクーラーの接続、さらには水かえ時の水槽への注水にも役に立つので、ひとつもっていても損はないでしょう。ただし水流は細く直線的で、水流をつくるのであればネワウェーブの方が優れています。

3位:リオプラス(カミハタ)

▲Rio(旧シリーズ)を循環ポンプに使用している例。実際に行うなら大きめのポンプがよい

カミハタから販売されている「リオプラス」は日本国内でよく販売されている水中ポンプの一つです。生産はイタリアでなく、台湾などで行っています。

リオプラスは水を排出する口が小さく、それだけでは細い流れしかうみだせないのですが、オプションパーツなどを使用すれば複雑な水の流れをつくることができます。水槽のガラス・壁面に水流をぶつけ、ぶつかった水の流れが拡散するのが理想です。それと同時に「ネワ マキシ」同様に殺菌灯やクーラーの接続、水かえなどにも使うことができます。写真では上部ろ過槽を通じた循環ポンプとして使用していますが、写真の機種は小型なのでパワー不足に陥りやすく、このような用途で使用するならばより大きな機種が必要になるでしょう。

リオプラスは水槽の壁面やガラス面にマグネットではなくキスゴムで固定するのでそのままだと外れやすい、という欠点がありますが、別売の「リオプラス マグネットホルダー」を使用すればしっかり固定できます。ただ若干高価なのでそれなら水流用にはコラリアやネワウェーブなどマグネットで固定する水中ポンプを使った方がいいかもしれません。

このほかカミハタから出ている水流ポンプには水流をつくるのに特化した「リオプロップ」や、プログラム制御された水流を生み出す「ポラリオ」もあります。なお、これらはリオプラスとは異なり殺菌灯を接続したり水かえのときの注水に使用することはできません。ただし、水流をつくるのであればこれらのポンプがよいといえます。

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