アクアリウムシステムズ「アラカルト」を与えてみた~ハギやアイゴにおすすめの天然海藻フード

アクアリウムシステムズ アラカルトシリーズ

「うちで飼育しているハギはコケは食べてくれるんだけど、餌は食べてくれない…」

そんな悩みを抱えているアクアリストも多いでしょう。そのようなときにはこの「アラカルト」シリーズが役立つかもしれません。これは海藻成分の入った配合飼料、ではなく、乾燥させた海藻そのもの(100%天然海藻フード)です。

海藻好きなハギにはとても優れているといえ、餌付けがうまくいくことでしょう。

アクアリウムシステムズ「アラカルト」どんな餌?

アクアリウムシステムズ アラカルトシリーズミックスド フレーク マキシの内容

▲ミックスド フレーク マキシの内容

アラカルトシリーズは、「インスタントオーシャン」などで知られているフランスのアクアリウムシステムズ社の製品です。日本ではインスタントオーシャンなどと同様にナプコリミテッドジャパンが輸入販売を行っています。

日本においては「ミックスド フレーク」、「レッド シーウィード」「パープル シーウィード」の3種が販売されています。ミックスド フレークはさまざまな海藻を混ぜてパッキングしたもの、レッド シーウィードは紅藻をそのままの形でパッキングしたもの、パープル シーウィードは紫色の海藻をシート状にしてパッキングしたものになります。

この餌を初めて使うのであれば、さまざまな種の海藻が含まれているミックスド フレークがおすすめです。今回私が購入し、与えたのもミックスド フレークです。

ミックスド フレークは大きさが2種類あります。フレークサイズ0.8~1.2mm(メーカー調べ)の「ミニ」と、それよりも大きめの「マキシ」です。今回与えたミックスド フレークはマキシの方になります。

この餌のもとになっている海藻はフランス北西部の汚染のない海域に限定して採取されているということで、安心して魚に食べさせられる餌となっています。各種ビタミン、元素(ヨウ素、鉄分など)を豊富に含み栄養的にも優れているといえます。

「アラカルト」はどんな魚におすすめ?

ハギの仲間

▲ハギの仲間の餌としておすすめ

海藻を食べさせたい魚と言えばやはりニザダイ(ハギ)の仲間やアイゴの仲間です。これらは藻類を中心とした食性をもち、しかも大食いで頻繁に餌をあげる必要があるため、痩せてしまいやすくなかなか長期飼育が難しい魚です。コケ取りとして入れられることもありますが、それだけでは痩せてしまいやすいため、給餌は必要です。このほかにもヤッコの仲間やチョウチョウウオなどのように、付着生物を主に捕食している魚の餌としても適しています。なお、メーカーによれば海水魚のほか、淡水のシクリッドやビーシュリンプにもおすすめのようです。

一方藻類食性の強いカエルウオの仲間はなぜかこの餌はあまり好みません。これらの魚は自然界では海藻を食うというよりは岩や海藻に付着する藻類を食うことが多いようです。このような食性を有する魚にはこのアラカルトシリーズの餌よりもキョーリンから販売されている海藻70などを与えるのがおすすめです。

アラカルトの給餌手順

実際に給餌するするには、この「アラカルト」シリーズの商品のほかに、ビーカーなどの容器、水を吸いとるためのスポイト、ハサミ(開封時のみ)が必要になります。

開封

ハサミを使う

まずはハサミを使用して点線に沿ってカットし、パッケージを開封します。もうこの時点で海苔のような、強い海藻のニオイがします。

給餌準備

アクアリウムシステムズ アラカルトシリーズミックスド フレーク マキシの給餌方法

容器の中にミックスド フレークをひとつまみ入れ、スポイトで吸い取った海水を注入し、やわらかくします。

アクアリウムシステムズ アラカルトシリーズミックスド フレーク マキシを海水でふやかす

海水を吸ってやわらかくなったミックスド フレーク。海水を吸って1~2分ほどでこのような状態になります。この状態で海水ごと魚に与えます。また、アミノ酸などの液体添加剤を使用してやわらかくしてから与える方法もあります。

保管

アクアリウムシステムズ アラカルトシリーズミックスド フレーク マキシの保管方法

アラカルトのパッケージはジッパー状になっており、しっかりフタをすることができます。湿気のない場所に保存しておきましょう。

アラカルトと他の餌との比較

キョーリン「海藻70」

海藻70

▲海藻70

藻類を好んで食べる海水魚の餌といえば、商品名にも「海藻」が入るこの餌を思い浮かべる方も多いと思われます。

海藻70も素晴らしい餌ですが、海藻70は「海藻そのもの」ではなく、あくまで、海藻を70%配合し、フィッシュミールやオキアミミールなども配合している「海藻をベースにした配合飼料」といえます。そのため混泳水槽に入れられたハギなどはなかなか口にしないこともあります。

一方、カエルウオなどはアラカルトよりも海藻70の方を好んで食べているようです。食べている藻類の種類が異なるのが理由かもしれません。ハギやアイゴの仲間は海藻の生えた水槽では海藻そのものを食べてしまいますが、カエルウオの仲間は海藻に付着する藻類を食べている感じです。このように同じ藻類食の魚でも餌を使い分けたほうがよいのかもしれません。

このほか我が家ではアカネハナゴイやクジャクベラの仲間のマッコスカーズラスなど、普段は海藻を食べないような魚たちも海藻70を食べたりしています。

海藻70についてはこちらでも解説しています。

アクアリウムシステムズ「アラカルト」まとめ

  • 海藻をそのまま乾燥させた餌
  • 汚染のない場所で採集されており安心して魚に与えられる
  • 水を吸わせやわらかくしてから魚に与える
  • ニザダイやアイゴ、ヤッコ、チョウチョウウオなどにおすすめ
  • カエルウオなどはあまり好まない

メーカーリンク

アクアリウムシステムズ(フランス語・英語・ドイツ語)

アクアリウムシステムズ日本代理店 ナプコリミテッドジャパン

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